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ゲーム制作

ただのゲームUIデザイナーがAIとゲーム制作してみたPart.1

どうも、とげです。

今までゲームのUIデザイナーとして、UIデザイン+演出作成くらいしかやったことがなかったのですが、この度ゲームを作ってみようと思い立ち制作してます

この記事を書いているのが、ゲーム制作を初めてちょうど二週間くらい。

自主ゲーム制作を思い立った経緯

ゲームUIデザインの経験年数は10年超えていますが、会社員として携わっていることもあり、あまり実績を表に出すことが難しい

「名のあるデベロッパーの、大型タイトルであればインタビュー記事」だったり、CEDECなどの講演に登壇するとかであれば企業勤めのUIデザイナーが表に出ることがありますが、そうでない場合は基本的に名前を出すことはありません

Xやブログなどで情報発信をしていきたいと考えていても、「結局どれくらいのことができる人なの?」みたいな感じになっちゃうのが寂しさを感じていました。

ゲームUIデザイナーとしての経験はそれなりにありますが、それだけだと発信する規模感やストーリーが生み出しづらい感もあり、"ゲームクリエイター"として発信するのはどうかと思い立ち、であればゲーム制作が一番コアな行動になるので制作を始めました

でも、UIデザインしかできないよ?

とはいえ、10数年ゲームUIデザインしか経験しておらず、かろうじて多少のUnityを触った経験がある程度。

Unity上でUI素材を配置し、アニメーションをつけて演出として表示するまでしかできません。

その前段階の企画や仕様、そしてその先のプログラミングも経験したことがないのでそこをクリアするしかありませんでした。

そこで出会ったのがChatGPTです。

とある本からゲーム制作における活用方法を知る

実装をChatGPT(以下、AI)でするに至ったのは、#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わったという書籍を図書館で見つけてから。

ある大学生がAIに出会い、授業の中で生んだプログラミングスキルをもとにAIとゲームを作っていく実話で、この本を読み始めた冒頭から「自分でもやれるんじゃないか」とワクワクしながらページをめくっていました。

実際、自分はUIデザイナーとして経験もあり、ビジュアルの構築はできる

一切理解できていないプログラミング部分はAIに任せればそれなりに形になるのではないかと閃いた感じです。

そしてゲーム制作へ

ということで、以前LINEスタンプ用に生み出したキャラクターを引っ張り出してきて、ゲーム制作を始めました。

それが冒頭のXの投稿です。

とりあえずパーツも分かれていないスタンプ用に作った1枚画像をUnityに表示してみました。

UIデザイナーがゲーム開発してみた

ここから、「ハートの矢を持っているしいろんな動物に矢を打ち込んでキュンキュンさせていくゲームにしよう」とざっくり仮決めして進めていきました。

ChatGPTすごすぎ!

早速、AIに画像のような指示を入力してみると、具体的な仕様をまとめながらスクリプトが次々と記載されていきました。

UIデザイナーがAIでゲーム開発してみた

このあと、Playerキャラを上下左右に動かすためのスクリプトや、カメラに追従するスクリプトを書き出してくれたのでUnityでC#としてコピペし、見事動き出しました

一通りスクリプトをコピペして各オブジェクトにアタッチ、再生ボタンを押す。

ドキドキしながら上下左右のキーを打ち込むと動き出し、感動の瞬間でした!

ちなみに背景画像もChatGPTで生成したものを実装しました、背景画像の制作も自力では難しい・・・!

さらに、実装途中で聞きなれない言葉があれば、ググるよりもそのままChatGPTに聞いてみるとすぐに返事が返ってきて、普段エンジニアの方にも手間をかけさせちゃうような質問も手軽に聞けるのがめちゃくちゃ良かった。

その後、背景スクロール用のスクリプトもChatGPTにお願いして書いてもらい、こちらも若干つまづきながらも動き出しました。

制作過程はまた別で記事にまとめるとして、ここまでの所感なんかを振り返っていきます。

実際自主でゲーム制作をしてみた所感

本当にUIデザイン周りのことしかやってこなかったので、最初から躓いたら辛いなぁ、と思いながら進めていったのですが割と形になってきていて大変嬉しい。

形になっていく喜び+日々新しい学びを得られている感じは面倒とか辛いとかいうマイナスの感情が今現在では一切ない感じです。

これからまた躓いたらあるかもしれないですが。。

また、苦手意識のあったプログラミングですが、最初の軽めのスクリプトあれば「どの行が何をさせようとしているのか」みたいなものがやんわり理解できたりするのも面白い

実はプログラミングも魔法なんかではなく、読み解いていけば何を指定しているのかが分かっていく感じがまた学びを得ている感覚を強めていました。

UIデザイナーやイラストレーターなど、ゲームのビジュアル構築を生業にしていて、なんとなく何かを始めたいのであれば自主ゲーム制作はかなりオススメだなと感じます。

おそらくこれを経て、本業の実務においても企画やエンジニアの方との連携もとりやすくなるんじゃないかな。

あともう1点、普段から自分のアイデアに自信があり、こだわりを詰め込める人であればより一層楽しいと思います。

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