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デザイン考察

遊戯王マスターデュエル デザイン考察

今回は「遊戯王 マスターデュエル」(以下、マスターデュエルについて記載します。

このゲームの特徴は以下。

ジャンル 対戦型カードゲーム
対応OS iOS/Android/Switch/Steam/PS4,5/XBOX
開発 コナミ
価格 基本無料(一部ゲーム内課金あり)
リリース日(日本) 2022年1月18日
カード表現 2D
UIのテイスト SF,デジタル,フラット調
カード獲得方法 ガチャ

遊戯王 マスターデュエルのデザインの特徴

フォントサイズ

1080px ×2340px基準でフォントサイズを探ってみました。

実際のフォント通りではないですが、下記のサイズ感になっています。

ユーザー名 30〜32px 本文 40〜42px
ヘッダー数値 28〜30px 本文(小) 34〜36px
通常ボタン 32〜34px 本文(最小) 28〜30px

おそらく、使用されているフォントは「ロダンNTLG」。

可読性高めで、フォントサイズもそこまで小さくないのでゲーム全体的にテキストが読みやすい。

使用カラー

全体の色味として、濃紺〜濃紫、または青系の色味で統一されています。

アクセントカラー含む配色が、他ゲームにないので独自性が担保されています。

システマチックな表現のUI

UIのテイストは、デジタルっぽさを感じつつもシステマチックに表現されています。

カードゲームの性質上、カード自身がコンテンツとしての強みがあり、イラストや効果テキストを効率よく確認できる形が理想です。

デッキ作成、カード生成分解など細かな動作が多く、画面内の情報量も多いためシステマチックなUIになるのも頷けます。

遊戯王の世界観を感じさせるUI

遊戯王自体、漫画から派生してアニメにも分岐していくほど、カード外のストーリーや世界観があります。

古代エジプトモチーフの世界観から派生してますが、徐々にバーチャルリアリティ、ソリッドビジョン、ややデジタルな世界観へと移行していきます。

デュエルリンクスや最近リリースされたクロスデュエルよりもやや洗練された印象。

どちらかというと、現実世界のユーザー同士をリンクさせる、現実世界のデュエル環境をそのままデジタルに落とし込んだ、ツール然としたイメージも受け取れます。

必要な箇所に、しっかりとユーザーを盛り上げる演出を

システマチックなUIとは言え、そこはゲームなので演出面できちんとユーザーの感情を盛り上げる演出が取り入れられています。

例えばエース級のカードを場に出したときの演出。

一部の強力なカードやユーザー認知度の高いカードには2Dのアニメーションを用いて、召喚時の演出を盛り上げます

そのまま現実世界のカードゲームをそのまま持ってくるのではなく、デジタルならではの演出が入っている+それがエース級のカードであればファンからしてみても嬉しい。

また、遊戯王独自の「チェーン」という概念も視覚的に表現されています。

カードの発動に対して別のカードが誘発される、それが鎖のようにつながる表現が、実際のカードゲームでは表現できない演出として表れ、視覚的な面白さとルールのわかりやすさに繋がっています

勝利時の演出で「VICTORY」と表示される際の発光表現。

白をメインに発光したテキストが表示されますが、宝石の煌めきのような虹色に輝く反射光が美しく、勝利時の達成感を演出してくれます。

よく目にする金色に輝く勝利演出でなく、このような新鮮さをともなう演出が盛り込まれているのもポイント高いです。

 

マスターデュエルの各画面を見てみる

ホーム画面

ホーム画面は比較的シンプルで、右手の親指で押しやすい位置にメインの「DUEL」ボタンを配置し、左側にバナーやデッキ作成に遷移するボタンなどが配置されています。

マスターデュエル自体、片手でプレイできるようなゲーム性のものではないので、画面いっぱいにUIを配置しても両手で操作するのに不便を感じることはありません。

Switch版などは左側に主要な遷移ボタンをレイアウトしているので、各プラットフォームでの動作もかなり綿密に考えられていそうです。

デュエル

現実世界で遊べていた環境を再現しているのもさることながら、システマチックなUIから一変、デュエルフィールドやメイトといったユーザーごとに個性を表現できるアクセサリーがあるのが魅力的です。

お気に入りのスリーブやプレイマットを使用する楽しみがありますが、本作でも実際のカードゲーム同様、スリーブやフィールドを変更できるのはかなり良いですね。

最近ではアニメーションするスリーブもショップに登場し、デジタルならではの表現が取り入れられています。

スマホ版でもカードの表示が小さくはありますが、タップ範囲も適切に確保されているので問題なくプレイできます。

ガチャ

パックの開封です。

他社のデジタルカードゲームと割と近い表現ではありますが、やっぱりパックの開封時の期待値演出、カードが伏せられた状態で1枚ずつめくっていくワクワク感がしっかり取り入れられているので開封も楽しめます

また、カード自体の加工が3種類あり、これも遊戯王の魅力でもあるのですが最高ランクの加工カードを手に入れられるとユーザーの所有欲をより満たすことができます。

実物のカードでもレアリティ加工の種類が多いので、デジタルでもそう言った点が表現されているのはかなり良い。

デッキ編成

画面の左側がデッキ、右側がカード一覧になっている構成。

スワイプで一覧からデッキにカードを移動して編成もできるし、カードタップから入れ替えも可能で、直感的な操作と両立させています。

編成画面ではカードの拡大表示はできない仕様で、完全に編成に特化した機能になっています。

スマホでプレイしていて、カードの表示がかなり小さいのですが意外とイラストでなんのカードかが判別できるので、操作自体も問題なく行えます。

フレームを先に読み込ませておき、イラストはスクロール後に読み込む形になっていて、軽量化も取り入れているようです。

ソロモード

遊戯王の漫画やアニメの世界観やストーリーをゲームに入れない分、カードのテーマ自体のストーリーをソロモードで演出しています。

ソロモードがあることによって単なるプレイヤー対プレイヤーの、対人を見るだけのゲームではなく、遊戯王というコンテンツを深く楽しむこともできます。

リンクスやクロスデュエルのようなアニメや漫画の世界観を伝えるゲームではなく、カードのテーマ自体のシナリオに重点を置いているところも差別化の一つになっています。

より生身のプレイヤーが遊戯王カードゲームというコンテンツを、ネットを通じてオンラインで遊べるツールのようなゲームです。

 

まとめ:OCGをデジタルで遊べるツール&ゲーム

ルールの複雑な遊戯王というカードゲームを、システムで効果を処理できるなど、実物のカードゲームではできない利点をスマホやPCで手軽に遊べるのはファンにとって待望のアプリだったのではないでしょうか。

単純にカードゲームをオンラインで遊べるだけでなく、デュエルフィールドや演出でデジタルならではの表現を取り入れている点がゲームとしての面白さが上乗せしていてかなりよかったです。

遠隔で、世界中の人とでも遊戯王というコンテンツで手軽に遊べる、ツール然としながらもしっかりとゲーム的な面白さが表現されている良アプリです。

 

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